大元のレシピはブルーベリー・ポピーシード・ケーキといいます。 むかしむかし、ニュースステーションのアシスタントをしていた “渡辺みなみ”さんを知ってます? バイリンガルキャスターの先駆けだった(と思う)。綺麗で英語が話せて世の中にはなんて 恵まれている人がいるのかと子供心に思ったものだ。アシスタントのあとはニュースステーションのアメリカ特派員みたいなことをしていたと思う。 そのみなみさんの趣味がケーキ作りでかなり本格的に修行もしていた人だと知ったのは後日のこと。 そのみなみさんの本に載っていたんだけど、このケーキはアメリカのケーキコンテストで優勝したレシピだと紹介されていた。 もっともみなみさんもオリジナルを更にみなみさん流にアレンジしたと書いてあった。 このレシピは後引くおいしさで、ついつい手が伸びてしまうのだが、結構出来上がりが柔らかくて最後の型抜きが大変なために、敬遠していたレシピだった。 みなみさんが後に刊行したレシピ本のなかにこのケーキをマフィンにアレンジしたレシピが載っていて、今回はそのレシピを参考にしました。 参考というのは、レシピではサワークリームを使うんだけど、日本ではお値段が高いので、これはヨーグルトで代用。それにブルーポピーシードも手に入りにくいので省略。 そしてブルーベリーに合うスパイスとしてナツメッグを入れてます。 おおもとのレシピでもブルーベリーにナツメッグを合わせてケーキの上に載せて焼くのですが、マフィンのレシピではナツメッグは省かれてました。けれど、このナツメッグを粉に混ぜてマフィン生地にして焼いてみました。 これがうまくいった♪ なんともいえない深みとコクがある味で、私的に満足。 それに作っててふと思ったことが。。。 このレシピは、ワンボールケーキが得意なアメリカ人が作ったんだから、記事の分量も大体で、ワンボールでどんどん混ぜてしまえば良いんじゃない? 思ったとおり、適当に作れば10分もかからないくらいの速さで手軽に生地ができたぞ。 焼き時間は、170℃で30分くらいかかります。 今まではマフィンを作ることは敬遠してた。 というのは、マフィンというと、ミ○ター・ドーナツの硬めでぽそぽそした感じのマフィンしかイメージがわかず、頭の中であまりおいしくないという固定観念が出来上がってしまっていたから。 だから、今回初マフィン。 今回の生地の配合は、それを払拭してくれます。 ブルーベリーじゃなくて、ラムレーズンも作ってみたけど同じようにふわふわしっとりの出来上がりで、作るのがくせになりそう。 スパイスだけ適当にいれてもおいしくできます。 アメリカンケーキによく使われているナツメッグ、シナモン、クローブ、オールスパイス、など本当に適当です。というか目に付くものを入れてるだけ。 ところで。 渡辺みなみさんのケーキの本は、憧れだったアメリカンケーキのオンパレードでその頃としては珍しいレシピ本だったと思う。 NYチーズケーキ、ブラウニー、ミシシッピマッドパイなどなど。 日本では、フランス流のケーキが一般的だったから、アメリカンなケーキは見たことがなかった。(それに地方に住んでるしね) この本を片手に、片っ端から作ったことをだんだん思い出してきた。 ただ、この本のレシピの難しさは、1グラム単位の計量が必要なこと。 これは、たぶんケーキ作る人たちの美意識だと思う。昔はその通りに1グラム単位で計量しなければおいしいお菓子は作れないと書かれてある通りに信じ込んでいたので、計量は頑張った。 今は面倒の方が先にたって、そこまでしない。 もっとも1グラムの計量が必要なケーキもある。ゼリーとか。 焼き菓子に限ってはそこまでしなくても何とかなりまっせーー(と思ってる)。
by manggisk
| 2006-11-03 21:14
| 手作りお菓子
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